開発マネジメントは近年PMBOK(Project Management Body of Knowledge)をベースに実施されることが多くなってきた。
PMBOKには9つの観点でマネジメントを行うとされている。以下にポイントを纏める。
・スコープ:プロジェクトの目的・範囲を規定するものである。
・タイム:日本語で言うと納期管理である。スケジュール管理と言った方がわかりやすい。かもしれない。
・コスト:やはりビジネス的観点から、費用に関する内容が最優先と考える人もいる。
・クオリティ:品質である。ソフトウェア品質としてはISO9126を例に以前ブログで触れた。
・ヒューマンリソース:人的資源管理であり、組織に関連する部分も含んでいると解釈される。
・コミュニケーション:この意思疎通の項目が無いとプロジェクトは成り立たない。
・リスク:プロジェクトを進める上で考慮しないといけないリスクを計画段階から把握する。
・調達:外部の資源の活用、ツールの購入などが関連し、その契約内容も管理する。
・統合管理:計画書の作成および各項目のトレードオフなどを管理する。
このPMBOKは、当然であるがソフトウェア開発などに限定されたものでは無く、一般のプロジェクト全般に適用可能である。このPMBOKをベースにしたマネジメント、計画書作成については、また改めて(少し先かもしれないが)ブログで記載します。