以前、中小企業診断士の先生が”会社を良くしようと思ったら、社員全員に中小企業診断士試験の勉強をさせなさい。”と言っていたことを記憶している。
なぜ、効果があるのかを纏めたのが下記である。
①幅広い知識を吸収することで、多面的な判断が可能となる。
②経営学を学習することで、経営視点での業務遂行が可能となる。
③マーケティングを学習することで、顧客視点での業務遂行が可能となる。
④セクショナリズムに陥ることなく、組織の活性化が図られる。
⑤ロジカルシンキングにより、論理的な考え方が身につく。
中小企業診断士試験については個人ブログにも記載しているが、日本人はやはり資格試験などの目標が無いと学習をしない傾向が強い(このあたりは学校制度も関連している)。そのため、中小企業診断士試験への挑戦は、資格取得という個人のキャリアパスと会社の業績向上が望めるため、一石二鳥である。
ただし、単に自己啓発で資格取得をさせるのでは無く、会社としての研修バックアップ、資格取得時の報奨金などの検討が必要である。
2013年1月28日