3月14日(木)に実施予定の品質改善(プロジェクト計画作成)セミナーの話の続きです。
ESMR(組込みソフトウェア向けプロジェクトマネジメントガイド[計画書編])は既に7年ほど前から発行されており、コンサランスでも使用してきた。
今回、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)のソフトウェア・エンジニアリング・センター(SEC)では、このESMRをさらに普及させるため、演習なども取り入れた研修が可能な実践的な教材を開発している。この教材を作成し、今回のセミナー開催となった。
従来から、IPA SECの書籍は、経験者が議論を重ねた内容のものが多く、これを普及させるための教材が作成されることは、組込みソフトウェアの開発に携わる身として、非常に喜ばしいことと感じている。
私自身も、このように組込みソフトウェアエンジニアやマネージャの成長に少しでも役にたち、今後の組込みソフト業界全般の品質向上などに貢献できればとの思いである。