ソフトウェアに限らず工程管理を実施するためのツールを有効に使用することは重要である。
プロジェクトマネジメント用として、一般に有名なのはマイクロソフト社のMS-Projectであろう。他にもエクセルベースのフリーの工程管理ツールもある。また、製造業の個別受注生産にも適用可能な機能が充実した工程管理ツールも数多く存在する。最近では10万円程度の手ごろな値段で発売されている。
工程管理ツール導入のポイントは以下と考える。
・導入時は設定など対応工数が増加するため、利用メリットを使用者に正しく理解させる。
・マウスなどでのドラッグ&ドロップなど、マニュアルの詳細を読まなくても、感覚的に使用可能なツールを使用する。
・最初に設定した成果物などが後から追加、変更できる柔軟なつくりのツールを選ぶ。
・作業、設備、担当者など表示が切り替え可能な機能をサポートしたツールを選ぶ。