今年、IPA(情報処理推進機構)SECから共通フレーム2013が発行された。
入手してから時間がたったが、なかなか多忙で時間がとれなかった。やっと、確認することができた。やはり、書籍の厚さが違う。なぜかというと、プロジェクトマネジメントを始め、昨今のシステム/ソフトウェア開発の難易度を反映して、プロセス項目が増加したからである。
この共通フレーム2013のベースとなっている規格のひとつにISO/IEC12207(ソフトウェアライフサイクルプロセス)がある。ただし、IPA SECが従来から重要視している超上流工程についても充実した内容であり、プロセス改善を考えている組織においては参考にすべき内容である。
しかしながら、さきほど記載したように項目が多く、全部を熟読するのは厳しいだろう。よって、自部署の不足、欠点と思われるプロセスから確認する方法で問題ない。まずは、入手するのがスタートである。