プロセス改善活動

先日、ある企業の顧問の方が、開発プロセスの標準化は本当に必要なのかという疑問があった。

 

その人が言われることは、多様な製品に対する標準化は無理があり、逆にマイナス材料にもなる。プロジェクトマネージャが、開発製品や開発体制を考慮し、状況にあったマネジメントを適切にすればプロセスの標準化はいらないという意見であった。

 

確かに、状況を判断し、適切に判断できれば開発プロセスの標準化は不要だろう。しかしながら、毎回同じ10人程度での開発体制であれば、CMMIのレベル2でも問題ないだろうが、昨今の開発は規模が大きくなり、流用/派生開発が増加している。従って、同様な方法でドキュメントを作成し、資産を共有しないと新たな参加者が発生した際に、効率が悪くなり、当然品質も低下する。

 

加えて、請負/派遣などが複雑に絡み合った開発体制になると、標準プロセスが無いと意思疎通も図れない。また、その中で品質向上を図るため、類似の不良を2度と発生させないようにするためには、PDCAを廻し、標準プロセスを改善し、よりレベルの高いものにする必要があると考える。

 

以上の考えで、組織的にプロセス改善に取り組んでいる企業は結果が出ており、さらに改善をしているため、品質に関して二極化が進んでいるのが現状だ。

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