発生した問題の本質的な原因を特定し、再発防止策を導き出すための「なぜなぜ分析」は、特に組込みソフトウェア開発では効果的である。
理由は、以下である。
①見えないソフトウェアでは、品質問題の原因が、表面的な内容しか容易に判断できないこと
②組込みシステム開発は複雑なため、不良の原因が多岐に渡ること
③開発に複数の部門が関連するため、問題の共有がしにくいこと
④根本原因が、組織/プロセス/マネジメント/意識などに関連することが多いこと
しかしながら、単なる「なぜなぜ分析」の適用は、効果が発揮しにくい。それらの理由を、何回かに分けて、説明しようと思います。
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