組込みソフトウェアのFMEA

FMEA(Failure Mode and Effect Analysis)による品質問題の未然防止を図る。

研修の狙い

 組込みシステムの製品開発、ソフトウェアの開発工程の設定、業務プロセスの構築の
故障(問題)と影響を分析し、より強固な製品、開発工程、業務プロセスを構築すること
で、今後の品質改善につなげることを狙いとする。

研修対象者

・組込みシステムの開発に従事している方
・品質改善業務に従事している方
IoT(Internetof Things)の開発に従事している方

研修カリキュラム

【1日目】

◆FMEAの概要
*なぜ、FMEAか?
*基本的なFMEA
*設計FMEA、工程FMEA、業務プロセスFMEAについて
*FMEAの進め方の概要
◆部位と故障モードの検討
*製品部位の分解方法
*故障の種類(原因、モード)
*内部的現象と外部的現象
◆影響範囲の特定
*影響範囲の分類(社内、生産工程、市場、顧客、品質、安全、コスト、日程、信用など)
*影響範囲の見極め手法
【演習】FMEA基本演習1

◆組込みシステムへの適用
*適用の概要
*適用の注意点
◆組込みソフトウェアへの適用
*適用の概要
*適用の注意点
◆ソフトウェア開発プロセスへの適用
*適用の概要
*適用の注意点

 

【2日目】

◆重要度(影響度)、発生頻度、検出度の確定
*重要度(影響度)、発生頻度、検出度のランク付け
*影響範囲との関係
◆対策立案
*対策の要否の判断
*対策の難易度
*対策による影響
◆FTA(Fault Tree Analysis)の概要
*FTAによる重要問題の発生防止
◆DRBFM(Design Review Based on Failure Mode)
*DRBFMによる問題の未然防止
◆FMEAの組織的な活用手法
【演習】FMEA基本演習2

【演習】FMEAの実践演習
①故障(不良部位)と原因の検討
*課題で作成した実例に基づいて作成した故障(不良部位)と原因のディスカッション
②影響範囲の特定
*課題で作成した実例に基づいて作成した影響範囲など
のディスカッション
③重要度(影響度)、発生頻度、検出度の確定
*課題で作成した実例に基づいて作成した重要度、影響度、検出度などのディスカッション
④対策立案
*上記の結果からの対策の立案ディスカッション

 

 FMEAは活用方法により、その効果が大きく異なります。特に、ソフトウェアへの適用は難しいと言われています。
 また、ソフトウェアの開発プロセスへのFMEAへの適用については、他ではほとんど例がありませんが、実際に効果を発揮した手法を元に解説します。

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